精神障害

退院請求をする方法

前回は、精神科に入院中の患者さんやその家族が都道府県知事に対して、退院を請求する権利があることをお伝えしました。

今回は、その具体的な方法についてお伝えしていきたいと思います。

手順はいたって簡単です。
①入院中の病院がある地域を管轄している精神保健福祉センターに電話をする
②電話で退院請求したいことを伝える、もしくは電話して所定の様式を送ってもらい、それに記入して精神保健福祉センターに送付する。

法律上は電話でも退院請求は可能となっていますが、お住まいの地域によっては、必ず書面で請求をお願いしますと言われるところもあるそうです。

また、退院請求を審査する機関である「精神医療審査会」は精神保健福祉センターの中にありますが、請求書の受理は都道府県庁の方で行っているところもありますので、ネット環境がある方ははじめにどこに連絡をすれば良いか調べてみると良いかもしれません。(入院する時の書類が手元にあれば、そこにもきちんと書いてあるはずです)

所定の様式に記入して退院を請求することになった場合、字を書くことが難しい方もいるかと思います。そういった時は担当のケースワーカーさんが代筆などしてくれることもありますので、相談してみると良いかと思います。

また、退院請求は法律で保障された権利ですので、主治医の許可は必要ありませんが、退院請求を出す旨については、主治医の先生にきちんとお伝えした方が良いと思います。精神医療審査会の方で、病院長や主治医への聞き取りも行いますので、先生にもそういった心づもりを前もってしてもらうことはこの先の治療関係を考えても重要かと思います。

次の記事では、請求後の流れについて解説していますので、参考にしていただければと思います。

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