子育て・夫婦

コロナ禍における妊娠・出産【メリット、デメリットとは?】

コロナ禍で妊娠・出産するのって結構大変そうだよね。

そう考える人も多かったみたいだね。

妊娠届出数もかなり少なかったみたいだし、婚姻数もかなり少なかったことが報告されているよ。

先行きが見えない中で、家族計画も進めづらい部分があるよね。

でも実際、このコロナ禍で妊娠・出産した人は、どんな風に感じているのかな?

やっぱり感染の心配を常に抱えていたり、行動の制限があったりと、大変な経験をした人も多いみたいだね。

今回は、実際に妊娠・出産を経験した方のエピソードを見ていくことにしよう!

コロナ禍における妊娠・出産のエピソード

1.たくさんの不安と、たったひとつのメリット

コロナ禍での妊娠、出産はなにより不安でした。

私の妊娠が分かったのは去年の4月、初めて緊急事態宣言が出された頃でした。


マスクや消毒、体温計がお店の売り場から消え、食材やトイレットペーパーまでも買占めが行われるような時期でした。

コロナ禍での妊娠を経験し、デメリットに感じたのは、地域の両親学級の中止、立ち合い出産や診察の同席禁止です。

私たち夫婦にとって、両親学級は楽しみでもあったので、中止になった時は残念でした。そして、産院での母親学級や、マタニティ教室もすべて中止。
院内では距離をあけて座り、妊婦さん同士で話しをすることは一切ありませんでした。

初めてのことで何もわからないのに、十分なサポートを受ける体制もなくなり、無事に赤ちゃんを迎えられるのかとても不安でした。

診察の同席も禁止だったため、夫がエコー画像を見ることは一度もありませんでした。繰り返しになりますが立ち合い出産、そして産後の面会も禁止になりました。

妊娠中~産後を通して「孤独」を感じている妊産婦さんは多かったと思います。

私は、家族で話し合い、里帰り出産を希望していましたが、里帰り出産を受け入れてくれる地元の産院はみつからず、諦めることになりました。

実家の両親は高齢だったため、産後は手伝いに来てもらうこともできず、出産後の不安が常に心のどこかにある状態でした。

地域の産後ケアサービスや、ヘルパーを最大限活用し、夫と二人でなんとか産後を乗り切りましたが、ケアサービスを利用するなんて想像していなかったので、想像以上に出産~産後に費用がかかりました。

そんな中で、唯一のメリットが義実家との関わりがほとんどなかったこと、産後の面会禁止のおかげでゆっくり過ごせたことです。過干渉な義母との関りが、電話・LINEのみになったことは本当にありがたかったです。

産後の面会禁止も初めは不安でしたが、面会者に気を遣わず、赤ちゃんと自分の事だけを考えてゆっくり休めてとてもよかったです。

コロナで一変したのは、帰ったら手洗い・うがい、可能ならすぐにお風呂に入る、外に着ていった服はすぐに洗う。買い物は週1回にして外出は控え、人混みには行かない。


家族みんながコロナから身を守れるよう、産院の先生から教わったことは出産した今も守っています。

2.悩んだ末に継続した不妊治療

私は夫と結婚して6年になる40歳の女性です。なかなか子どもができなかったこともあり3年前から不妊治療を続けていました。年齢的なこともありますが、せめて一人でも子どもが欲しいと思っていました。

タイミング法から始めて人工授精、体外受精、顕微授精までステップアップしていました。コロナ禍になり不妊治療を継続するかどうか悩みましたが、コロナがいつ収束するかもわからないままここで諦めてしまっては一生後悔すると思い、治療を継続することになりました。

そして幸いにも3度目の顕微授精が成功し、妊娠することになりました。もともと高齢出産ということで神経を使うのに、コロナということで妊娠中は気が気じゃなかったです。育休を取りたかったので仕事は続けていましたが、通勤中などは特に神経質なほど気をつかいました。つわりがあったので席には座りたいけれど、横に座った人がもしコロナだったらと思うと落ち着かなかったので立っていたり、最終的には通勤時間をずらしてもらうなどしていました。そして体調が悪い日やコロナが拡大している状況の時にはできるだけ有休を使って休むように心がけていました。会社には迷惑をかけましたが、もし私がコロナにかかって子どもに影響があったり、妊娠を継続できないような事態になることだけは避けたかったというのが本音です。

また主人は介護職でしたが、主人の職場近辺でもクラスターが出たりしましたし、リスクの高い仕事というのもあったので気が気じゃなかったです。帰宅したときは徹底的に手を洗ってうがいをして、先にお風呂に入ってもらうようにしていました。今子どもは生後5か月ですが、そろそろ母体からの免疫も落ちてくると思うと、まだまだ心配は尽きません。

しかし、悩んだ末に不妊治療を継続したこと、そして無事に妊娠・出産ができたことは、とても嬉しい体験でもありました。

不安や心配はありますが、できることをしっかりやって、この子を大切に育てていきたいと思います。

3.看護師としての責任か、家族の笑顔か

私は現在看護師として働いている30代前半の女性です。家族構成としては、40代前半の主人と2歳の長男、そしてお腹の中には第二子を妊娠中です。もともと主人とは「子供は授かれば2人は欲しいね」ということを結婚当初から話をしていました。

長男を出産後は、2歳から4歳差以内での2人目出産を視野に入れて生活をしていました。

そんな矢先、2019年12月頃より中国で新型コロナウイルスが広がり、日本でも翌年の2月頃より感染者数が増えてきていました。新型コロナウイルス感染症が広がり、日本でも緊急事態宣言が出される中、私自身医療現場で働いていたため、新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者となってしまいました。当時から感染対策はしっかり行なっていたため、PCRの結果は陰性でしたが、2週間は自宅待機を余儀なくされていました。

その待機期間中、私が感じたことは「看護師として働くこともやり甲斐はあるが、今は仕事を優先するよりも、家族や家族との時間を1番に考えていきたい」ということでした。待機期間が終わった後、職場に戻ると、以前とは比べ物にならない程忙しい日々が待ち受けており、子どもとの時間は格段に減ってしまいました。主人と今後のことを考え、転職することも視野に入れましたが、職場からは退職の許可が降りない日々が続き、私は主人とも話し合い、家庭を優先にする為にも妊活をすることを決めました。

そして無事に子どもを授かることが出来、妊娠をきっかけにコロナ受け入れ病棟の最前線から、リスクの低い部署への異動が可能となりました。コロナ禍での妊娠については通常よりリスクが伴いますが、妊婦は自宅待機し、有給を十分に活用できるような体制があったため、長男の妊娠のときよりも、身体の負担が少なく、思った以上に落ち着いた妊娠生活を過ごすことが出来ました。

また、主人もコロナ禍による短時間労働に変更となっていたため、長男の世話をする機会が増え、コロナ禍での出産はデメリットだけでなくメリットもあると感じました。

コロナ禍になり日本の生活様式は大きく変化したと思います。私自身今までは看護師として、患者さんを守るという責任感を強くを持っていました。しかし、コロナ禍になってから看護師として患者さんの命を救う手助けを優先すべきか、家族を一番に考えるのか、とても悩みました。

私自身が出した結論は、まずは自分の大切な家族の笑顔を守ることでした。コロナ第一線から退き、家にいる時間が増えたことで、今まで以上に主人との絆も深まり、子どもとの関わりも増えることが出来ました。コロナ禍での妊娠、出産、ましては医療従事者ということで、時には批判や疑念を持たれることもありますが、コロナ禍でストレスや不安等、暗い世の中から産まれてきてくれた子ども達が、今後の明るい未来を築いてくれるといいなと、心から思っています。

4.立ち合い出産が心の支えに

私は26歳の主婦です。夫は41歳、去年の10月に産まれた男の子との3人家族です。夫とは授かり婚だったので、妊娠を機に子供を産む事と結婚を決意しました。

授かったのは去年の春だったのでコロナウイルスが流行り始めてきた時期でした。


正直こんな時期に産むのは不安・・・と思っていました。

コロナのせいで毎回の検診は妊婦のみ。夫の付き添いは不可になり、夫と一緒にエコーを見ることも出来ずさみしかったです。特に動いてる赤ちゃんの様子を見せてあげられないというさみしさが強く、コロナを憎く感じました。


幸い出産の時は立ち会い可能だったので、夫は陣痛中もずっと立ち会ってくれました。コロナの環境の中、夫と生命の誕生を見届けられて嬉しかったです。1人では耐えれない痛みだったので一緒に乗り越えられて、立ち会い出産を許可してくれた産院に感謝しました。


夫は出産後もゆっくり会うことは出来なかったですが、30分の面会が許されていましたので、30分でも夫に会える事がとても楽しみでした。


赤ちゃんが産まれてからは免疫もない子を連れ出すのが不安な毎日です。

コロナがなければもっと色んな景色を見せてあげたいです。


感染を恐れて外にも出なくなり、平日は赤ちゃんと2人きりなので、時々育児ストレスで息が詰まります。ですが夫は会社での飲み会が減ったせいか家に居ることが増えたので、夫が土日に育児をする時間が増えたのでそれは助かってます。

コロナの時期に出産育児をしている事で不安な事や大変な事もありますが、夫と2人で育児を頑張っています。

5.実現しなかった里帰り出産と、リモート立ち合い

夫と5歳の娘、0歳の娘と生活しています。

子どもの年齢は2歳差が希望でしたが、仕事復帰でなかなか妊娠のタイミングを作れず5歳差での妊娠となり、昨年出産をしました。

2人とも女の子ですので、いつか男の子がほしいと思っています。コロナによってもう一人の妊娠はだいぶあと何年か先、コロナの影響がほとんどなくなってからを予定しています。

今回の出産について言えば、コロナで里帰りができなくなってしまいました。今は関東に住んでいますが実家は九州です。もしできるなら里帰りをして産前産後の支援を受けながら、大変な時期を過ごしたかったという思いがありました。

上の娘の時には実家に頼っていたので、初めてこちらでの出産、しかも一人の出産というのがとても不安でした。

妊娠中、外出もできず、職場へ通勤するたびに感染しないかとても不安でした。特に第一回の緊急事態宣言が出たときには、無事に産めるのか?と、すごく不安だったように思います。上の子と家で過ごす時間は増えたのですが、やはり体が思うようにいかないのでもどかしさも感じていました。主人はリモートにはならず、頼れる人が誰もそばにいませんでした。

上の子の時には立ち会いに主人が間に合わず、次こそは・・・!と思っていたので今回も立ち会いができないことは非常に残念でした。しかし、病院側の配慮で、リモートでの立会いが叶い、夫は励ましの言葉をかけ続けてくれました。それが、精神的にはとても支えになりました。

リモートでの立会いはコロナでなければ体験できなかったのかなあと思います。最後まで感染リスクは不安でしたが無事に産めたことに感謝しています。

6.コロナと家族計画

現在妊娠9か月目で、春に出産予定の主婦です。
家族構成は夫と2人暮らしで、結婚3年目です。


夫とは結婚当初から子どもが欲しいと話しており、できれば男女で2人欲しいなぁという感じでした。コロナによる家族計画の変更は今のところありません。


夫婦共々、結婚当初から子どもが欲しいという気持ちが強い方でしたが、
本格的に妊活を意識しはじめたのは結婚して2年目のことでした。
自分たちなりに試行錯誤していましたが、半年以上過ぎても子宝には恵まれず、悩んでいたところ、コロナが流行り出しました。


コロナがはやり始めた頃は、未知のウィルスとのことで、一旦妊活は中止しようということになりました。


その後、数か月様子をみましたが、自分の年齢のことも考えると徐々に焦りが出てきたため、夫と話し合い、妊活を再開することにしました。
その時点で妊活をはじめてから1年が経過していたので、不妊治療の専門のクリニックに通うことを決意し、数か月後に無事妊娠することができました。


コロナ禍での妊娠は、現在進行形ですが精神的に厳しいと感じています。
妊娠当初は接客業をしていましたが、コロナの感染リスクを考えて退職をしました。


「とにかく感染しないように」とのことで、日々の生活では常に気を張っている状況です。友達にも会いたいですが、なるべく控えており、オンラインでしか会えていません。また、外食や旅行も控えており、思い描いていたマタニティライフとは程遠い状況です・・・

そして出産ですが、出産先の病院では立ち合い出産と入院中の面会が禁止されているため、一人で出産に臨み、退院まで誰とも会えない状況になりそうです。


不安と寂しさもありますが、お腹の命を守ることが一番大切なので、コロナに負けずに出産まであと少し頑張ろうと思っています。

まとめ

やはり、コロナ禍での妊娠・出産は大変なことが多くあるようです。

まずは感染に関する不安、そして感染拡大に伴う様々な制限が、妊娠・出産に関する負担を大きくしているのではないかと思います。

産科への受診に関する制限、両親学級やマタニティ教室の中止、立ち合い出産の中止、産後の面会の中止、里帰り出産の断念・・・

かなり多くの制限を受けながら、妊娠・出産にのぞまなければいけない状況のようです。

そうした中でも、立ち合い出産を許可する医療機関や、リモート立ち合いの体制を準備してくれる医療機関もあるようなので、そのあたりはとても嬉しい配慮ですね。

また、里帰りができない、育児の負担が大きいという場合には、地域の保健師さんに相談してみてください。

その地域でどんなサービスが受けられるのか情報収集をしたうえで、必要なサポートは受けれるようにしていくことも重要かと思います。

コロナ禍で産後うつが増えているという報告もありますので、ひとりで抱え込まず、誰かにSOSを出すことを忘れないでいただけたらと思います。

Oisix(おいしっくす)