子育て・夫婦

子どもの防犯対策 犯罪から身を守る工夫

犯罪の件数は減っているって言われているけど、防犯対策って必要かな?

そうだね。

確かに件数は減ってるよね。

でも、犯罪被害にあうことで人生が変わってしまう人もたくさんいるから、できることはしておいた方が良いと思うよ。

そっか・・・

少なくとも子どもが安全に暮らせるようにある程度対策をしておいた方がいいね!

今回は、犯罪の発生状況のデータを見ながら、どんな対策が有効か考えてみよう!

犯罪の発生状況と件数の推移

法務省が発行している令和2年版犯罪白書を見ると、このような記述があります。

刑法犯の認知件数は,平成14年(285万4,061件)をピークに17年連続で減少

令和元年(前年比8.4%減)も戦後最少を更新

http://www.moj.go.jp/content/001332851.pdf

しかし悲しいことに、犯罪被害にあうことで人生が変わってしまう人もたくさんいらっしゃいます。

内閣府が平成29年に実施した「治安に関する世論調査」では、「日本は安全・安心な国である」と答えた人が80.2%と多くいた一方、ここ 10 年間で日本の治安はよくなったと思うか聞いたところ、「悪くなったと思う」とする人の割合が 60.8%にものぼったことが示されています。

日本は安全・安心な国と多くの人が思っている一方、昔と比べれば治安が悪くなっていると考える人も多いんだね。


そしてさらに、性別に見ると、「よくなったと思う」とする者の割合は男性で、「悪くなったと思う」とする者の割合は女性で、それぞれ高くなっていることも示されています。

また、犯罪件数が減っているとは言っても、子ども、高齢者が被害者となる犯罪は依然として多く、一概に安全になったとは言うことはできません。

男性にとっては安全な国になり、女性にとっては安全ではない国へシフトしていると解釈することもできるね。

そして、子どもや高齢者が安心して暮らせる地域づくりもこれからの課題だね。

そして、犯罪発生件数が少ない地域、犯罪に関する不安がない地域の方が幸福度が高いことも複数の研究から指摘されています。

当たり前と言えば当たり前ですが、犯罪が少ない地域の方が人は安心して生活を送ることができます。

そうした中、それぞれの自治体が安全な街づくりに取り組んでいるところです。

しかしながら、各自治体の取り組みには地域差があり、犯罪の発生件数にも大きな地域差があると言われています。

もっと言えば、犯罪を減らしていくためには、加害者支援と呼ばれる、加害者がしっかり社会復帰するための仕組みも重要になってきます。

検挙者における再犯者率の割合は近年増加の傾向で推移してきており、再犯をいかに予防していくかということが重要なポイントになってきているというのが現代の特徴のひとつです。

しかし、そうした国レベル、地域レベルでの取り組みが必要な領域については、なかなか個人の努力でどうこうできるものではありません。

そこで大事になってくるのが、ひとりひとりの対策になってきます。

ご家庭での工夫のポイント

実際に子育てをしている親御さんたちが、どのような防犯対策をしているのか、どのような防犯対策がより必要と考えているのかをご紹介します。

1.小学校への入学をきっかけに

私が子どもの防犯対策について考えるようになったのは小学校への進学がきっかけです。
それまではどこに行くにも親が一緒でしたが、小学校ともなればまず自宅から小学校まで一人で登校しなければなりません。小学校入学を控えた3月の平日、実際に小学生が登校する時間帯に子どもと二人で通学路を歩いてみました。歩道の狭いところや、五差路となっている複雑な交差点では信号を渡るときでも車に気を付けるということを子どもに気づかせる良い機会になったと思います。


また定期購読しているベネッセのこどもチャレンジから送られてきたキャラクター付きの防犯ブザーは、ランドセルに付ける前に実際に家で鳴らしてみました。かなり大きな音が出たので、危ないときはこれを鳴らせば大丈夫、と親子ともども安心できました。


その後、小学校中学年くらいになると夕方いったん帰宅した後にクラスの友達と公園に行くようになりました。特に秋から冬にかけては日暮れも早く、日によっては自宅から徒歩10分くらいかかる少し遠い公園に行く日もあるため、ドコモのキッズケータイを購入して持たせることにしました。家族がドコモに入っていれば月額550円で利用でき、居場所を検索する機能、移動を見守る機能がついているため、約束の時間になっても帰宅しないようなときはこの機能を使えば今どのあたりにいてどのように移動しているのかを確認することができて安心です。


また居住する自治体では市立小学校全域で「ツイたもん」のサービスを導入しており、月額400円の有料会員になると毎日の登下校で校門を通過した際の記録が瞬時に親の携帯にメールで送られてきます。居住する千葉県内では数年前に登下校の時間帯を狙った凄惨な事件が起こり、その記憶も新しいだけに、このようなサービスがあるとより安心して子どもを学校に行かせることができると感じています。

小学校への入学・進学をきっかけに防犯対策について考える親御さんは多いですね。

やはり行動範囲が広がるということは、子どもが自立していくためのきっかけでもありますが、事件や事故のリスクが伴うという面もあります。

子どもの自立を支えつつ、防犯対策にもしっかりとりくんでいくという姿勢が重要になりそうですね。

また、最近では、様々な防犯のためのサービスも普及しています。

自治体全体、学校全体でお金をかけて体制を整備してくてれているところもあるようですので、入学前に一度確認しておくと、個人で何をすべきがが見えてくるかもしれませんね。

そして、ベネッセの進研ゼミ・子どもチャレンジでは、防犯をテーマとしたグッズ、教材なんかも用意されています。

防犯ブザーが特典としてついたコースもありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

そして、個人でできるものとしては、このようなサービスもあります。

低価格から使用できますし、定期的に割引キャンペーンをやっていますので、タイミングによってはお得に利用できます。

2.治安が悪い地域の場合

小学1年生の子供がいます。私の住んでいる地域は正直言って治安が悪いと言われているので、常日頃から防犯対策を行っています。

私が実践した防犯対策ですが、まずは防犯ブザーを持たせたことです。ありきたりの対策かもしれませんが、できることはなんでもやろうと思い、真っ先に持たせました。

防犯ブザーは、子どもでも使いやすく音の大きいものを選びました。
また、子供は走り回ったり物を投げることもあると考えたため、とにかく頑丈なブザーを調べて購入しました。

実際に何かの被害に遭ったわけではないためその効果は分かりませんが、子どもがいたずらで鳴らした時には、かなり遠くまでブザーが鳴り響いたため、効果は高いと思います。以前私の住んでいる地域で誘拐事件があり、それから地域の防犯の意識が高まりました。

親として通学について行くわけにはいかないため、少しでも子どもを守ることに役立つもの、助けてくれるものはないか、と入学前から気にしていました。購入したのは、カラビナ防犯アラームというものです。700円程度だったので、子どもだけでなく大人の女性も持つと良いかもしれません。高学年になったら、子ども用のスマートフォンを持たせようと思います。

子どもが校門に入ったら、親のスマートフォンに通知されるようなシステムを望んでいるので実現すればより効果的な防犯対策になるのではないでしょうか。

防犯ブザーは、防犯対策の基本ですね。

いざという時に使えるのか、効果があるのかと疑問を持つ方もいらっしゃるかと思いますが、やはり様々な対策を複合的に実施していくことが重要ですので、そのひとつとして防犯ブザーを準備するというのは検討しても良いと思います。

防犯意識の高さを示すことにもなりますので、いたずら等で使用しないように注意をしながら、有効に活用していきましょう。

そして、子ども用のスマートフォンを持たせる親御さんも今は多いですね。やはり居場所がわかるのは安心ですし、連絡手段としても活用できますから、有効な防犯対策のひとつと言えるでしょう。

また、お子さんだけでなく女性が身を守るための手段を準備しておくことも重要ですね。

↓ランドセルと相性の良い防犯ブザーはこちら↓

3.日ごろから伝えておくことの重要性

小学4年の娘がいます。3年までは小学校に隣接する学童に通わせており、お迎えに行っていたので、下校時の心配はなかったのですが、学童をやめたこの1年は非常に神経を使いました。

学校では「いかのおすし」で防犯についての知識を習ってきたようですが、実際は半分も理解できていなかったようです。

集団下校がないので「必ず友達と寄り道をせず帰ってくること。忘れ物はとりにかえらない。忘れ物はどうでもいいから命だけは落とさずに帰ってくること」と毎朝伝えてきました。ランドセルには学校から配布された笛と、防犯ブザーと反射板とライトをつけています。実際にすぐに笛やブザーが使える場所はどこなのか、何度も試しました。

「道をしらないからついてきて」「お菓子をあげるからついてきて」のようないかにもな感じではなく、「小さい子が泣いてるから来てくれん?」や「子猫がはさまっとるけん助けてくれん?」など、子供の優しさに付け込んだ話し方で、狙おうとする人もいることも教えました。いかなる言葉でも知らない人についていかないことを、寝る前には必ず伝えるようにしていました。可能な日は、迎えに行ったり、遠目からどのような危険があるか見ていました。防犯グッズの使い方や、下校時の注意の効果はある程度あったように思います。実際にブザーをならしたことはありませんでしたが、「友達と帰っていたら変な人がおった、2人で離れずに帰ってきた」と話してくれたりしました。

親として気にしていたことは、「もし性的な被害に遭ったとしても言い出せる空気を日ごろから作っておく。ささいな変化も気にしておく」ということです。被害に遭った人が落ち度があったわけではないことを強調して伝えています。

そして子どもの位置が分かり、危険時には登録している周囲の人全員にスマホなどに詳細が送られ、近くにいる人がかけつけてくれるグッズやサービスがあればいいと思います。
小学校から送られてくる不審者情報はタイムラグがあるので、リアルタイムで情報が共有されるような、そういったサービスがあれば利用したいです。

非常に熱心なお母さんですね。

防犯グッズをひととおり揃えるだけではなく、ご家庭で防犯教育をしっかりしています。

そして、その教育を踏まえ、子どもが危険から身を守るための実践をしているところも素晴らしいですね。

また、被害にあった場合のことまで想定しているところも大事だと思います。

事故にしても事件にしても、ひとりひとりの努力で完全に防げるわけではありません。

万が一何かあった時に、どう対応するべきか、二次被害を防ぐために何が必要か、そういったことを日ごろから考えておくことも重要になってきます。

子どもにとって信頼できる親でいるということは、防犯対策に限らず、子どもを守っていくための根幹になってくると思いますので、日ごろからのコミュニケーションを大切にしていきましょう。

まとめ

犯罪から身を守るための手段はいろいろありますね。

近年では、新たなサービスも多く出てきており、常に新しい情報をキャッチしながら、役立つと考えられる方法を取り入れていくことが重要になってくると言えます。

こちらのページでも定期的に新しい防犯サービスなどの情報を更新していきたいと思いますので、皆さんの参考になればうれしいです。

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